第129回表面技術協会講演大会 学術奨励講演賞 『二相炭素鋼表面上に形成する不働態皮膜の不均一性』 ○柳澤慧、伏見公志、中西貴之、長谷川靖哉、河野崇史、木村光男 第129回表面技術協会講演大会、東京理科大(千葉)、P-45 この度、第129回表面技術協会講演会にて、学術奨励講演賞(ポスター賞)を頂き、大変光栄に思います。今回の受賞を励みにして今後よりいっそう研究活動に邁進していきたいと思います。 本発表では、フェライト相とマルテンサイト相から成る二相炭素鋼の不働態皮膜の不均一性について報告しました。二相炭素鋼の各金属組織を分離した試料を作製し、電気化学測定を行うことでフェライト相上に形成する不働態皮膜がマルテンサイト相上にできるものよりも保護性が高いことが示唆されました。 今回の受賞に当たりましてご指導いただいた、長谷川教授、伏見准教授、中西助教を始めとする先端材料化学研究室の皆様、またJFEスチール木村様、河野様にこの場を借りて深く御礼申し上げます。 |
2014年3月14日 表面技術協会講演会にて |